郵便局のおじさんは9時40分ごろやってくる

日常を怯えて過ごす人間の雑記

死刑について

この件は、

僕にとっても永くテーマとしてある。

それが、最高刑。

もし、

最高刑が終身刑であったら、

被害者家族や世論は、

どうなるだろう。

 

凶悪犯罪者に下されたのが、

最高刑だから?

死だから?

 

遺族の納得のいくかたち。

これは、デリケートな問題。

僕自身、まだまだ無学である。

そして、安易に結論を出せない。

 

死を以て断罪とする是非。

早計な執行は、

事件をあやふやなままに、

葬ってしまわないだろうか?

一方で、被害者遺族のケアに、

もっと尽力するべきではないか?

 

問題は山積しており、

僕は、

死刑廃止派、死刑存置派、

この中を揺れている。

 

最後に、1人の死刑囚の言葉を。

 

死刑判決で死をもって償えと言うのは、

俺にとって反省する必要がないから死ねということです。

 

(補記)

もし、自分の大切な人が被害に遭っても、

このように揺れているかと、

問われると、

甚だ心許ない。

 

では、また。