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日常を怯えて過ごす人間の雑記

ethics/『ここは今から倫理です。』

高校時代から現在まで、

常にチラチラ捲る一冊の参考書。

倫理用語集

それほど、倫理という学問に惹かれる。

実際、はてなブログの開設まもなく、

僕は、記事にした。

そこで挙げたのが、

『ここは今から倫理です。』雨瀬シオリ

こちらの漫画だった。

 

この作品の主人公である高柳先生は言う。

倫理は、学んでも実社会では役に立たないと。

 

しかし、この漫画からも醸し出される様に、

倫理とは、自己を見つめ、

よりよく生きる為の強い力になる。

そんな風に僕も考える。

 

さて、先述の倫理用語集。

開いてみる。

すると、1ページ目に鉛筆で、

ethics

こう書き込んである。

それは、倫理を意味する単語。

心の中に去来するものが、ある。

 

サルトルは、

実存主義ヒューマニズムである。

こう書いたが、

倫理学も、人間の道徳や心の所作に関わる点でヒューマニズム的な色合いが濃いと思われる。

 

この漫画の中でも、

様々な事情に悩む学生に、

高柳先生が倫理を以て解決を図っていく。

 

愛煙家の、イケメン教師。

一見冷めている様でいて、

中身は熱く、義憤に燃えている。

 

その漫画作品、

『ここは今から倫理です。』

最新巻が、久方ぶりに発売予定で、

楽しみが、スパーキング!

 

綴り忘れたからカタカナで書いてもうた。

sparking!

かな?

 

それはいいとして、

学問として、方程式や数値で測るものでない、

そんなジャンルだからこそ、

僕は倫理というものに引き寄せられたのかな。

なんて、思う。

 

大学で、生命倫理を教わった教授を思い出す。

そういう、

個人的な思い入れが強い作品。

 

未読の方は、是非!

 

では、また。