郵便局のおじさんは9時40分ごろやってくる

日常を怯えて過ごす人間の雑記

美味しく頂きました『BUTTER』柚木麻子

ブログ「読子の本棚」本田読子

こちらの書評を拝読し、

手元にあったので、早速読了。

ブログ「本好きの秘密基地」はむちゃん様

はむちゃん様も、読んでらっしゃるらしく、

このお二人の書評には、

遠く及ばない僕なので、

ザックリといきます。

 

まず、ベースは木嶋佳苗

毒婦と呼ばれる犯罪者。

 

梶井真奈子、通称カジマナ。

この殺人容疑者は、肥満体で蠱惑とは言い難いルックス。

しかし、そこに取材に来た記者の町田里香。

ガンガン、カジマナに影響を受け、

体重も増加していきやす。

 

カジマナの言動や振る舞いには、

独特の魔力があり、

他者を惹きつけるわけです。

 

食事に関して、非常に拘りのある言葉が連発して、読者の食欲を刺激してきます。

 

なるほど、読子様が読むと体重増えると仰る意味が分かりました。

 

さて、本作は食にもフォーカスされている。

また、私見ですが、

梶井真奈子という容疑者の立ち位置が、

なんとなく、

 

トマス・ハリス作「羊たちの沈黙

ハンニバル・レクター博士。

 

僅かです、あくまで僅かなんですが、

レクター博士のかげを帯びている感覚。

 

拙い説明なので、

冴えんなぁ。

 

読子様、はむちゃん様、

こちらの方々に丸投げしやす。

ハードル上げて恐縮です★

 

BUTTER読んでみて下さいませ。

 

では、また。