幼少期に、
ウルトラマンのソフトにて、
ジャミラという怪獣を知った。
それから、気になって本作のジャミラの回、
『故郷は地球』を観た。
国際平和会議開催に参加する旅客機が、
撃ち落とされ、
その見えない敵を科学特捜隊が突き止める。
その正体は、某国による人間衛星の作業の失敗から怪獣になってしまった人間、
ジャミラであった。
葛藤する隊員達に、あくまで怪獣として排除せよと隠蔽命令がくだり、
ジャミラは、ウルトラマンの水流により悶えて万国旗を破壊しながら絶命。
最後は、真実を知る少数の人間により、
墓に葬られた。
このやり方に、ある隊員は悔しさを露わにして話は終わる。
ウルトラマンは、極めて重厚なテーマも扱っている。
それを知ってから、今でも僕は、
部屋にジャミラのフィギュアを置いている。
では、また。