郵便局のおじさんは9時40分ごろやってくる

日常を怯えて過ごす人間の雑記

ジャミラの墓碑

幼少期に、

スーパーファミコンの、

ウルトラマンのソフトにて、

ジャミラという怪獣を知った。

それから、気になって本作のジャミラの回、

『故郷は地球』を観た。

国際平和会議開催に参加する旅客機が、

撃ち落とされ、

その見えない敵を科学特捜隊が突き止める。

その正体は、某国による人間衛星の作業の失敗から怪獣になってしまった人間、

ジャミラであった。

葛藤する隊員達に、あくまで怪獣として排除せよと隠蔽命令がくだり、

ジャミラは、ウルトラマンの水流により悶えて万国旗を破壊しながら絶命。

最後は、真実を知る少数の人間により、

墓に葬られた。

このやり方に、ある隊員は悔しさを露わにして話は終わる。

ウルトラマンは、極めて重厚なテーマも扱っている。

それを知ってから、今でも僕は、

部屋にジャミラのフィギュアを置いている。

 

では、また。