色々と書きたい事がある。
しかし、今は夏休み明けの登校が憂鬱。
そんな若者に向けて、
僕のいじめ体験を書きたいと思う。
ではでは、
まず、
共働きの家庭の一人っ子で、
憎たらしいガキだったと我ながら云える。
小学校は、なんとか無事に乗り越えたが、
中学からいじめにあった。
成績は良かったが、騒がしい奴で、
お調子者。
さらに、アトピー性皮膚炎で肌が荒れて、
そこをイジられた。
女子のリコーダーに性器をつけたとか、
ありもない風評被害にもあった。
華奢だったので、体にあざが出来たりするレベル。
小論文発表で、
国防論争についての発表をした日は、
首にあざが残るまでしめられ、
なんだか学業など虚しく感じた。
シオランの反出生主義のような心境にも。
中学に行かなくなりかけた、
ある日の早朝に、TVをつけて目を閉じていると、スガシカオの『夕立ち』が耳に入ってきて画面を観た。
『ブギーポップは笑わない』というアニメ。
そこで、幼少期から読書好きな僕は、
ライトノベルにも手を出した。
その後他のラノベは読んで来なかったが、数千冊の読書に繋がる重要な転換期だった。
学内にも読者が居たので、同調圧力を利用して中学は卒業し、
高校では空手で鍛えて、いじめというものは無くなった。
ここで、僕はいつも思う事がある。
ジャンプの漫画の、
『るろうに剣心』の志々雄真実。
彼の持論、弱肉強食の思想。
僕にはドンピシャなのである。
フィジカル的に強くなると、
明らかにいじめられなくなった。
勿論、皆に通ずる訳が無い。
偏った思想ではある。
が、僕はいじめのフラッシュバックに襲われるたびに、弱かった自分が悪いと繕い、
少し楽になっている。
女性には、あまり訴求力の無い誤魔化し方ではあるが、鍛えるというのも自分磨きの一種。
自裁もいいが、
試しに筋トレもいかがだろうか?
ここで一旦筆を置きます。