郵便局のおじさんは9時40分ごろやってくる

日常を怯えて過ごす人間の雑記

自己史 いじめについて

色々と書きたい事がある。

しかし、今は夏休み明けの登校が憂鬱。

そんな若者に向けて、

僕のいじめ体験を書きたいと思う。

ではでは、

まず、

共働きの家庭の一人っ子で、

憎たらしいガキだったと我ながら云える。

小学校は、なんとか無事に乗り越えたが、

中学からいじめにあった。

成績は良かったが、騒がしい奴で、

お調子者。

さらに、アトピー性皮膚炎で肌が荒れて、

そこをイジられた。

女子のリコーダーに性器をつけたとか、

ありもない風評被害にもあった。

華奢だったので、体にあざが出来たりするレベル。

小論文発表で、

国防論争についての発表をした日は、

首にあざが残るまでしめられ、

なんだか学業など虚しく感じた。

シオランの反出生主義のような心境にも。

中学に行かなくなりかけた、

ある日の早朝に、TVをつけて目を閉じていると、スガシカオの『夕立ち』が耳に入ってきて画面を観た。

ブギーポップは笑わない』というアニメ。

そこで、幼少期から読書好きな僕は、

ライトノベルにも手を出した。

その後他のラノベは読んで来なかったが、数千冊の読書に繋がる重要な転換期だった。

学内にも読者が居たので、同調圧力を利用して中学は卒業し、

高校では空手で鍛えて、いじめというものは無くなった。

ここで、僕はいつも思う事がある。

ジャンプの漫画の、

るろうに剣心』の志々雄真実。

彼の持論、弱肉強食の思想。

僕にはドンピシャなのである。

フィジカル的に強くなると、

明らかにいじめられなくなった。

勿論、皆に通ずる訳が無い。

偏った思想ではある。

が、僕はいじめのフラッシュバックに襲われるたびに、弱かった自分が悪いと繕い、

少し楽になっている。

女性には、あまり訴求力の無い誤魔化し方ではあるが、鍛えるというのも自分磨きの一種。

自裁もいいが、

試しに筋トレもいかがだろうか?

ここで一旦筆を置きます。