郵便局のおじさんは9時40分ごろやってくる

日常を怯えて過ごす人間の雑記

時を超える毒物

以前、新聞でこのタイトルのコラムを読み、

切り抜いた。

毒物とは、

原発による放射性廃棄物

中でも発電で使用し終わった核燃料の、

放射能レベルは高い。

日本では、

ここからプルトニウムを取り出して、

残った廃液をステンレスの容器に入れ、

核ゴミとしている。

高レベル放射性廃棄物と言われる核ゴミは、

危険且つ処分困難。

一例を挙げると、

人間が近寄った場合、20秒で死に至る。

 

そういった高レベル廃棄物から、

99%の放射能が消えるのに、1000年。

そして、最終的に安全になるまでに、

数万から10万年の隔離が必要となる。

 

それらの処分先は決まっておらず、

全国の原発の中で眠っている。

現時点での結論としては、

地中深くに埋めることだが、

最終的にすべての核ゴミを埋め終わるまでに、100年以上かかる。

 

この事実から目を背けてあやふやにすれば、

何世代も後の者達に皺寄せが、

必ずやってくる。

 

それを、国もパフォーマンスばかりでなく、

真摯に、受け止めて動かなければ。

 

では、また。