郵便局のおじさんは9時40分ごろやってくる

日常を怯えて過ごす人間の雑記

3000人待ちの本屋

2017年、

僕は初の抽選を通過し、

いわた書店の、

一万円選書を体験した。

 

流れは、まず抽選に当たるのが必須。

そして、

岩田徹さんへ、

カルテ

と呼ばれるアンケートを送る。

 

印象に残った本BEST20

気になった出来事・ニュース

何歳のときの自分が好きか?

絶対にしないこと、いちばんしたいことは?

幸福とは何か?

などなど、

参考にするための情報を、

岩田さんに伝えるためである。

 

そして、2017年11月7日、

いわた書店から、

11冊の本が届いた。

さらに、メールにて温かいお言葉も。

既読の本は1冊も無く、

とても楽しい読者体験。

 

翌年2018年に、

僕は、北海道砂川市にある、

いわた書店に行かせていただいた。

 

岩田社長は、

教訓や金言を並べる方ではなく、

サッパリした紳士。

 

店内は、決して広くは無いが、

温かい雰囲気で、

小学生たちが、遊びに来ていたりして、

地域に愛されている素敵な場所。

 

岩田さんに、一万円選書のお礼を言い、

店内からオススメの本を、

再び選んでいただいた。

 

そして、お店を後にし、

近くの食事所にて、蕎麦を食べて帰路についた。

 

岩田さんに、また応募したいと言ったら、

笑顔で、

『当たらないから、また来てね』

そう仰っていたのを思い出す。

 

その翌日、

TVで、

プロフェッショナル仕事の流儀

岩田徹さんが、特集された。

 

あれから、暫く経つ。

世界は、コロナ禍。

パンデミック

緊張の続く情勢。

岩田店長は、元気だろうか?

また、必ずいわた書店に行きたい。

日本一幸せな本屋へ

 

では、また。