郵便局のおじさんは9時40分ごろやってくる

日常を怯えて過ごす人間の雑記

書籍の価値

漫画については既に記事にしたが、

コロナ禍に入り、

変化したと感じることのひとつに、

本のコレクション化がある。

巣篭もり需要で、

本を読む方が増え、

人気漫画は書店で買えない事態も。

鬼滅の刃は、

経済を救ったといわれるが、

その完結後も、

話題書が売れ続け、

書籍の流れが活発化。

TVでは、漫画や小説のオススメ番組が台頭し始めた。

そして、メルカリなどを見ていると、

初版

シュリンク付き

新品

開封

この様なワードが飛び交っている。

コメント欄では、

「ヤケはありますか?」

「喫煙されますか?」

という質問が散見できる。

ひとりの本好きとしては、

語れる方が増えて嬉しい。

ただ、

転売によって利潤を得る者により、

正当な価格で本を買えないのは、

困りものだ。

 

まあ、僕も本を読む用、

また、保管用

といった具合に買っていたが、

今は、漫画も一読して丁寧に保管し、

電子で読むことが多いので、

良くも悪くも、

流れに乗っている。

 

発売日に開けられもしないで、

僅かに水増しをされた、

累々たる書籍。

複雑な気分になる光景。

 

では、また。