郵便局のおじさんは9時40分ごろやってくる

日常を怯えて過ごす人間の雑記

メッシュ入れたしょ?

30年以上生きていると、

髪にも変調をきたすものである。

 

僕の場合は、白髪だ。

ところが、全体的にではない。

一部分だけ、

グラデーションの様に白髪が。

黒く染めても、

何故かその部分だけ白髪になる。

 

いっそのこと全白髪になりたいが、

簡単にはいかないわけで、

ストレスの産物なわけで、

 

しかし、周りからはオシャレの為に、

白く部分染めしてるしょ。

とか、

ブラックジャックだべや。

といじられる。

 

そういったわけで、

僕は白髪染めを諦めた。

 

BGM ショパンエチュード

 

では、また。

 

 

思いやりを教えてくれた曲

幼少期、

我儘で粗暴な子供だった僕は、

嫌われていた。

そんな時、

映画ドラえもんテーマ曲、

『雲がゆくのは』武田鉄矢

この曲によって丸くなった。

 

本曲の歌詞には、

徹頭徹尾、

自分のことは隅に置き、

他者を想うことの大切さが書かれている。

僕は、そう解釈した。

 

最後に、この曲の締めくくり。

 

おーい雲よ

誰かのためになるなら

冷たい雨に

濡れてもいい

 

では、また。

とっちゃんの空

ゆっくりできる日だ。

曲を流している。

ユーミンの、

ひこうき雲」が耳に入ってくる。

この曲を聴くたび、

僕は一枚の遺影を思い出す。

一度も会ったこともなく、

交わした会話も皆無だ。

 

ただ、母方の祖母の家の仏壇の、

祖父の遺影と並んで置いてあった写真の中で

その人は、

黄色いグライダーをバックに微笑んでいる。

祖父は、母が5歳の時分に他界している。

 

往々にして、写真というものが、

残された者に印象を残す。

私見では、そう感じる。

 

件の青年は、

大学時代にグライダーに乗る事を愛し、

墜落事故で、19歳の若さで他界。

 

僕はフルネームすら聞いていないが、

ムードメーカーで、

慕われていたというその親戚の人は、

空を愛し、

とっちゃん

そう呼ばれていたらしい。

 

忘れることは、絶対ない。

 

では、また。

 

 

 

3000人待ちの本屋

2017年、

僕は初の抽選を通過し、

いわた書店の、

一万円選書を体験した。

 

流れは、まず抽選に当たるのが必須。

そして、

岩田徹さんへ、

カルテ

と呼ばれるアンケートを送る。

 

印象に残った本BEST20

気になった出来事・ニュース

何歳のときの自分が好きか?

絶対にしないこと、いちばんしたいことは?

幸福とは何か?

などなど、

参考にするための情報を、

岩田さんに伝えるためである。

 

そして、2017年11月7日、

いわた書店から、

11冊の本が届いた。

さらに、メールにて温かいお言葉も。

既読の本は1冊も無く、

とても楽しい読者体験。

 

翌年2018年に、

僕は、北海道砂川市にある、

いわた書店に行かせていただいた。

 

岩田社長は、

教訓や金言を並べる方ではなく、

サッパリした紳士。

 

店内は、決して広くは無いが、

温かい雰囲気で、

小学生たちが、遊びに来ていたりして、

地域に愛されている素敵な場所。

 

岩田さんに、一万円選書のお礼を言い、

店内からオススメの本を、

再び選んでいただいた。

 

そして、お店を後にし、

近くの食事所にて、蕎麦を食べて帰路についた。

 

岩田さんに、また応募したいと言ったら、

笑顔で、

『当たらないから、また来てね』

そう仰っていたのを思い出す。

 

その翌日、

TVで、

プロフェッショナル仕事の流儀

岩田徹さんが、特集された。

 

あれから、暫く経つ。

世界は、コロナ禍。

パンデミック

緊張の続く情勢。

岩田店長は、元気だろうか?

また、必ずいわた書店に行きたい。

日本一幸せな本屋へ

 

では、また。

 

 

 

 

 

 

 

 

社会の末端で銭を稼ぐ

チェーン展開している喫茶店

パフェを食べる。

 

そういえば、

世界の中心で愛を叫ぶ

君の膵臓を食べたい

 

観てないなぁ〜と頭に浮かぶ。

2作とも、病気と愛の物語だと云う。

 

最近、涙腺が緩みに緩んでいる僕としては、

鑑賞は危険だ。

 

平井堅のあの名曲は、

入浴時に口ずさむ。

帰宅後の、ひととき。

 

瞳を閉じて

お湯に浸かるよ

それだけでいい♪

 

作品への冒涜だ。

陳謝致します🙇‍♂️

 

では、また。

モハメド・アリ 勇気の連鎖

昨日、僕は3年ほど放置していた本に、

手を伸ばした。

『殴り合いの文化史』左右社

樫永真佐夫による、

多角的な視座からの、殴り合いという行為の論及にハマり、

あっという間に読了。

 

そんな中、

モハメド・アリ 勇気の連鎖

この番組を観た。

 

アメリカ、ケンタッキー州ルイビル

1人の少年が自転車を盗まれ怒った。

カシアス・クレイ 12歳

彼は、ジョー・マーティンという警官に、

ボクシングを習う。

 

そして、6年後の18歳の時、

彼は、オリンピック優勝。

 

1964年、差別への怒りから、

モハメド・アリと改名した。

 

そして、あのターニングポイント

ベトナム戦争への徴兵拒否。

黒人を利用して殺しに加担させる白人への抵抗。

しかし、民衆は愛国心に欠けた臆病者のレッテルを貼った。

 

アリは訴える。

リングでの戦いと、

戦争での戦いは、

全く別物であると。

 

それから7年、

アリは、25歳の王者、

ジョージ・フォアマンを、

8ラウンドで、リングに沈めた。

1974年10月30日

世に云う

キンシャサの奇跡』

彼の生き様は、

多くの人々に響いた。

バラク・オバマの事務室には、

アリの写真が飾られている。

 

2016年6月、

ビッグマウスに挑発、

しかし、

誰より平和を愛したボクサー、

モハメド・アリは、

74歳で永眠。

 

まさに彼は、

僕の中でも華麗に舞い、

今も蜂のように心を突き刺す。

ひとつの伝説。

 

では、また。