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日常を怯えて過ごす人間の雑記

かたちあるもの

西田敏行さんの訃報。

ショックだった。

76歳という若すぎる他界。

 

誰かが亡くなる度に、

メメントモリ

というか、死生観が頭を過ぎる。

 

物質は滅びるし、

人間の肉体も朽ちる。

そして、

どんな富も財も、死の前では消え去る。

 

だが、

それでいいんじゃないかな?

とも思うのである。

我々は、個人を悼む時に、

強くその人の生き様を想起する、と思う。

そして、それは多分不滅。

 

鬼滅の刃の煉獄さんの様に、

人の散りゆくが故の生命の尊さ、愛おしさ。

そこまで達観は俺には出来ないが、

いつかは、辿り着きたいな。

 

人は皆、平等に死ぬ。

無論人生の長さは、異なるが。

 

かたちあるもの、

その中に宿る燈、

それを大切にして、

限りある人生を限りある力で、

なるたけ懸命に生きたい。

 

あらためて、

西田敏行様のご冥福をお祈りいたします。

 

では、また。