郵便局のおじさんは9時40分ごろやってくる

日常を怯えて過ごす人間の雑記

我が思春期のイニシエーション

チェリーボーイズ古泉智浩

この漫画を、定期的に読み返して、

和んでいる。

地方の所謂、

未経験の青年3人組のシュールで、

どこか笑える短編。

2018年には映画化もされた。

本作の3人は、成人しているが、

彼らの思考回路は、

永遠不滅の思春期だと思う。

 

思い出されるのは、

ローティーンの自分。

 

何処からか回ってくるVHSや雑誌。

それをこっそり見る背徳感。

あの情熱が懐かしく、

愛おしくもある。

 

昨今の早熟な若者には、

分からないかも知れないが、

そういった文化に触れるのが困難だったあの頃は楽しかった。

 

今と比べるとかなり妄想の力が強くて、

やや醒めた今の自分には、

無くなってしまったというか、

薄まった情熱や好奇心。

 

世の中には、知らないからこそワクワクする世界が沢山あると思うなぁ。

下ネタに限らず。

 

これ以上書くのも憚られるが、

最後に、

もののけ姫』のパンフレットに挟んだ、

成人雑誌を鑑賞中に、

母に目撃された衝撃。

あれは、複雑だったww

 

ジブリに謝ります。

不適切でした。

 

では、また。