小学生の頃。
バスにご老人や身体が不自由な方が乗ってくる時は、すかさず席を立ち、
最前列に向い、降りるオーラを出した。
または、最初から席につかずに、
立ったままでいた。
何故か?
それは、席は譲りたいが恥ずかしい。
子供心であった。
そんな訳で、
自ら席を譲ったり、
声がけをしてサポートしたりするようになったのは、
もっと後の話である。
また、僕は誰かの誕生日、
父の日、母の日、敬老の日etc
そういった感謝の日に一方的に、
贈り物をしてしまうきらいがある。
多分、ありがた迷惑。
花だったり、手紙といった温かいものが、
照れ臭くて、現金やギフト券をプレゼントすることが多いが、
好きな物を買った方がいい、
その足しになればいい。
という何処か冷めた思考が内情。
さらに、知人友人にレターパックで、
本やDVDを送ることもある。
なんとなく、その人が好みそうなモノを、
自分なりにセレクトして。
手渡せばいいのだが、
サプライズという形にしている。
ビラ配りの方、
清掃員の方に道で会ったり、
配達員の方が来たりすると、
つい、ひと言謝辞を述べてしまう。
余計なお世話だろうに。
昨年は、本の寄贈のキャンペーンにも、
一応参加させていただいた。
長くなったが、
これらの行動から結論を導き出すと、
自己満足に尽きる。
偽善者だと感じる。
しかし、その偽善で誰かが救われたり、
何かの、憂鬱が晴れたりするならば、
僕は、道化でいい。
では、また。