郵便局のおじさんは9時40分ごろやってくる

日常を怯えて過ごす人間の雑記

真夜中の青空

NNNドキュメント

『真夜中の青空』を観た。

舞台は、福井県片町。

柿本有紀さんが代表を務める、

夜の託児所。

行政の支援が無く、

物資も寄付で賄っている。

 

そこには、シングルマザーの方、

それから、シングルファーザーの方が、

訪れる。

 

3歳の、ゆう君の母親である

青木陽子さんは、

「人並みの生活をさせてあげたい」

「恥ずかしくない親でありたい」

「立派に成人させたい」

そう語っていた。

 

また、

5歳の、ハンナちゃんの父親の、

ブライアン・スプラットさんは、

英会話講師をしながら、

娘に手作りのお弁当を用意していた。

 

託児所の最年長のりょうちゃんが、

無言で、深夜に母親の迎えを待つ姿に、

涙が止まらなくなった。

 

給付金の5万円。

「スタバで一杯飲んだ」

ユニクロで、久しぶりに一着買った」

この会話に、僕は自分の至らなさを痛感。

僕の周りにも、

シングルマザーの方はいる。

しかし、その苦労に僕はあまりに無頓着であった。

 

ネグレクト、

置き去り死、

虐待などが、頻発するこの昨今に於いて、

このドキュメントの中の親達は、

なんと、温かく、

なんと、頼もしい存在だろう。

 

当たり前の生活が、

如何に恵まれているかも考えさせられた。

この方々は、素敵だ。

 

取り敢えず、

募金から、

僕も何かの一助になりたい。

 

では、また。