2022-09-17 文明の香り 雑貨屋で買ったお香を焚く。 無音の中で、 椅子にもたれ眼を閉じて、 遥か悠久の時代をイメージする。 限られた時間の中の、 無限なる夢幻。 古今東西、 自在に飛び回る意識。 例えば、 海底から、 銀河の恒星の彼方まで、 天地開闢から、 弥勒菩薩の降臨まで、 トランポリンの様に、 行き来する。 SFであり、フォークロア。 眼を開ける。 そこに映るは、 錆びたCSのアンテナ。 では、また。