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日常を怯えて過ごす人間の雑記

雨瀬シオリ、倫理を描く。

『ここは今から倫理です。』のあとがき。

そこに紹介されていた、

倫理学概論』を、先程読んでみた。

大学の教養課程に、使われていたようで、

すごく平易に倫理学が書かれていた。

現在の思想の動きをもちろん僕は熟知していないが、時代的には古めかもしれない。

まず、倫理学の祖をカントとして、

普段、倫理に馴染みの無い方の耳にも入る道徳や、主義に関する展開が行われている。

カントについて、個人的に?

というか名著で知られている、

『理性の不安』坂部恵

もオススメである。

カントの批判哲学への道のり等が、

わかりやすく書かれている本だ。

 

倫理学の偉人たちの言葉で、

高柳先生が種々の問題に立ち向かうのを、

漫画で書いている雨瀬シオリが、

羨ましいとも思う。

僕には、画力もストーリーの能力も無いが、

きっと、爽快だな、

そう勝手に感じる。

 

では、また。