郵便局のおじさんは9時40分ごろやってくる

日常を怯えて過ごす人間の雑記

新居は魔窟だった『スイート・マイホーム』神津凛子

容姿端麗で、ジムのトレーナー兼、教育者の、

清沢賢二。

結婚3年目で、

乳児にも恵まれて新居探しを始める。

そして、

「まほうの家」という触れ込みの、

快適な物件を選ぶのだが、

賢二の生まれた環境、

精神疾患に苦しむ兄や母。

明るみになりつつある不倫の動向など、

問題が浮上。

さらには、新居に何か人ならぬ存在がいるのではないか?

そう言い出す者も現れる。

タイミングが重なる様に、

不審死する関係者。

この家、何かある。

 

 

と、毎度ざっくり説明で恐縮です。

本作は、

第13回小説現代長編小説新人賞受賞作

 

以前にジャケ買いし、

放置しておりましたが、

映像化されるらしいとのことで読了。

 

ホラーだということは認識しておりましたが、

果たしてサイコホラー?

心霊系?

ヒトコワなのかな?

ちょっと猜疑心を抱きながら読み進めました。

 

僕は一気読み派ですが、

本作もそうでした。

著者の方が、歯科医院勤務とのこと。

きっと色々な人間の内側を、覗いてこられた方なんだろうなぁ。

そう思わせるダークな内容。

 

是非、一読して体感してみてください。

 

では、また。

 

 

 

 

 

 

若旦那🟰新羅慎二 応援したい

湘南乃風

若い頃、みんなで聴いた『カラス』

その後にヒットした『純恋歌

HAN-KUNと若旦那

この2人に特に注目していた。

 

そして、若旦那。

さだまさしのことを師匠と呼び、

『雨宿り』という名曲に影響を受けたという。

さださんの『雨宿り』にも当てはまるのが、

ストーリー性が濃い楽曲だという点ではなかろうか?

 

僕は、メジャー曲ならば、

『案山子』や『償い』が好きだ。

そして、

2曲共に、詩の中の風景や心情がありありと伝わってくる。

さすが、映画化する作品を書ける文才の持ち主だなぁと納得。

 

某裁判にて、被告人に、

「償いを聴け!」という喝を入れた方がいらしたという話を昔耳にした。

それほどに、訴えるものが強い曲。

 

さて、若旦那

『負けるな小さき者よ』

この曲は、

うしおととらEDテーマ。

アニメと共に、

大好きな一曲。

 

また、

『何かひとつ』

『TOY BOX』

この辺の曲も何度も聴いている。

 

『カラス』の頃と、現在の若旦那は、

佇まいが変わり、

環境の事を考えて活動を行っている様は、

漢らしい!

 

湘南乃風より、若旦那名義の楽曲の方が再生回数は断然多い。

レゲエによるノリも爽快なのだが、

若旦那の無骨で、等身大の曲にガッツリやられたなぁ。

 

俳優業も始め、

親羅慎二、

この名前で、活躍している。

 

極道による合唱の映画、

小沢仁志、主演

『列島制覇-非道のうさぎ』

こちらにも出演している。

 

任侠映画は、あまり知らないが、

観てみようかなァ。

応援してます。

 

最後に、『カラス』を聴いていない方には、

混乱を招くので、恐縮だが、

あの曲に通底する友情は、熱い。

しかし、

僕はあの頃の仲間たちとは、

ほとんど連絡を取れていないまま、

今日に至ってしまっている。

 

あまり、声高に語れない悪ふざけ、

あまり、美しいとは言えないエピソード

そして、めちゃくちゃなようで、繋がりを確信していたあの頃。

「群れたカラス」

そう信じてつるんでいた奴ら。

別に、殴り合ったとか、

犯罪に手を染めたとか、

派手なことは一切無いのだが、

楽しかった。

 

もし、人生に、

青春というものが複数回、訪れるならば、

今までの幾つかの濃厚な日々のように、

また過ごしてみたい。

 

嗚呼、変わり映え無い日常。

この先の人生で、

僕は、まだ何らかの愛すべき日々を送れるのだろうか。

教えてください、

若旦那。

 

では、また。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

呑み会を断りきれない男でごめんよ

体調に問題を抱えて、心のゆとりが無いなか、

2件の呑み会の召集があった。

場所は、

コロナ禍で、個室が必須ということで、

掘り炬燵の個室の飲食店にて。

 

だが、お酒も食べ物も、要らない。

トークは楽しいが、

真冬の夜道を徘徊してタクシーを探す帰路を想像すると、

凍りついてしまうさぁ〜。

という訳で、

お断りしようとしたが、

付き合いは大事だと諭され、

押しに押されて、

結局、近日に参加と相成りました。

苦行だべや。

 

もう一件は、

仲良しの友達とのサシ呑みなので、

断る理由は無い。

と言いたいところなのだが、

大前提として、

現在の僕はフットワークが重く、

なるべく自室で安らかに読書したり、

サブスクを利用してゆらゆら、

そうありたい。

 

しかーし、

この2件のお誘いに、共通して言えることは、

僕がいて成り立つらしいという点。

最初の集まりは、

僕がムードメーカーを務めないと、

盛り上がりに欠ける。

知らんがな!

自分たちのキャラを磨け。

とは言えないのだが。

実際、残りのメンバーで呑み会になる様を想像すると、誰かのお葬式の如し。

伊丹十三もビックリ仰天。

 

全く、

冴えんなぁ〜。

 

そして、

サシ呑みは、言うまでもなく僕抜きだと、

友達は1人呑みになってまうわけで。

どうするべか。

そう考えた末に、

なんとか言い訳をしたのだが、

「じゃあ2月の手前にしよう」

そう言うじゃあ〜りませんか。

1月中ということなのだろう。

2月手前とは?

僕的には、もう2月手前になっているつもりなんだけど、1月終盤だし。

 

皆んな、そんなに呑み会がしたいのか。

個人主義の僕には解らない。

コロナ禍、インフルエンザ、

やめた方がいい。

そう、強く言いたい!

でも、強く言えない。

情けない男だ。

 

呑み会ならば、

僕は広い部屋の仲間と、

鍋などして、

こたつでくつろぎながら、

しょーもないトークをする宅呑みが好きだ。

しかし、

それは、暫く出来ていない。

 

精肉店で、いい肉などを買い、

何処の国のものか分からない謎のお酒を用意して、ダラダラ。

やはり、ダラダラ至高。

インスタ映えするお洒落なお店?

隠れ家的な?

創作料理?

いやいや、

僕は紫煙漂う一室で、

マニアックなカルチャートーク

無意味な笑いに包まれながら、

グダグダになりたいのである。

 

コロナ禍の収束は、

そういった理由に於いても、

願って止まないのだ。

 

いや、

確固たる自己持ちて〜!

主張を恐れず振る舞いて〜!

威風堂々で、ありて〜!

 

ごめんよ弱い自分。

 

では、また。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

我慢出来ずにNETFLIXに再潜入

トークサバイバー』を筆頭に、

スプリガン』に『範馬刃牙』、

『バスタード 』などのアニメも含めて、

シーズン2を待ちきれずに、

メンバーシップ再開!

友達の記事にあった、

サイバーパンク:エッジランナーズ

こちらも気になるし、

19日から、

伊藤潤二の『マニアック』も配信。

富江や、うずまき

これらならば、ご存知の方も多いであろう方。

ホラー漫画の鬼才だ。

 

今際の国のアリス

コブラ会』

『クリエイターズ・ファイル』

その他多くの独占配信作品を、

まだ観ていない。

イカゲーム』とか、

いまだに内容知らんのです。

 

U-NEXTに入っているし、

ポイントも貯まっているので、

ネトフリは、

まだまだ先に再開しようと考えていたが、

浅草キッド

『梨泰院クラス』

また観てぇ〜よ〜

となってしまった。

 

そういえば、

『全裸監督』まだ続いてるんだべか。

まあ、

兎に角、今はU-NEXTから、

ネトフリに傾いた夜をおくる。

 

という、

ただのお決まりの日記になってしまった。

 

それにしても、純利益9割減とは。

 

では、また。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かくして戦争は起こる 『戦争プロパガンダ10の法則』

アンヌ・モレリ

『戦争プロパガンダ10の法則』を読む。

大義名分に於いて行われる戦争の欺瞞。

10のプロパガンダの仕組みが挙げられる。

 

「戦争をしたくはない」

国家元首は、国民にそう提唱して、

戦争の恐怖の隙をつく。

 

「一方的に相手が望んだ」

敵国を一方的に起因とする。

早期に確実に勝利できると踏んで始める戦争にも関わらず。

正当防衛と言う。

 

「敵の主導者は悪魔」

多数の人を全て憎悪させるのは難しい。

そのため、指導者に憎しみを一極集中させる。

すべての災厄の根源はコイツであるといったふうに。

 

「領土や覇権ではなく、使命のため」

経済効果の地政学的な征服欲は、

すっかり隠蔽される。

開戦の動機は、人道的でも愛他主義でもない。

攻撃の理由を作りたいだけだ。

 

「敵国が残虐だと強調」

自らは、解放、民族移動、墓地、情報。

これに対し、

相手陣営を語る際は、

占拠、民族浄化、大量虐殺、死体置き場、

プロパガンダ

この様に都合の良い変換がなされる。

 

「敵は卑劣な兵器や戦術を用いている」

棍棒から核兵器まで、

どんな武器だとしても、敵が一方的に使用し、敗因となったならば卑劣とみなす。

 

 

「こちらの被害は少なく、敵に与えた被害は甚大」

勝者の気分に、国民を誘導。

 

「芸術家や知識人も賛成している」

アインシュタインの原爆など、

多数の知識人が、

表現や言論、行動して、

協力することも。

 

大義は神聖なものだ」

十字軍、聖戦、

宗教的な価値をもつ戦争だというプロパガンダは多い。

そして、自国に有利に働くときだけ、

戦争は宗教的な意味合いを帯びる。

 

「この正義に疑問を投げかける者は裏切り者である。」

開戦したならば、誰も闘う理由を公に尋ねたり、それを曲げて和平に向かうことは出来なくなる。

メディアも、政治権力と癒着している。

どうしようもない。

 

さて、

雑な文章且つ、早足でプロパガンダを挙げてきたので、抜けている部分は多々ある。

その為、是非本書をご覧いただきたい。

 

2002年に発行された書だが、

決して過去の遺物などではないと想う。

 

現在のウクライナ情勢などを見ていると、

悲惨さ、無力感、焦燥に恐怖を僕は感じる。

 

ロシアは、広島投下の二千倍の威力のミサイルや水爆を用意しているらしい。

まだまだ、血が流れるだろう。

 

我が国も、北方領土の問題などでロシアとは因縁浅からぬ関係。

 

自衛権などにより、徴兵令などが出て若者が死んでゆくのは恐ろしい。

民主主義が、機能不全と化した日本ならば、

あり得る。

 

投票などの重要性を、

忘れてはならないと想う。

 

では、また。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フォーエバー!幽☆遊☆白書

冨樫義博さんが、

HUNTER×HUNTERの週間連載を変更。

また、

本年、北村匠海くん主演で、

Netflixで実写化が予定されている

幽☆遊☆白書

 

そんな中で、

相変わらず僕は幽☆遊☆白書

幽白を楽しんでいる。

漫画の完全版、

アニメ、

幾度となく読み、観てきた。

 

内容は、説明不要かと思うが、

ヤンキー浦飯幽助が、

子供を助けて事故死した所から始まり、

霊界探偵として妖怪と関わっていく、

週刊少年ジャンプの90年代人気バトル漫画。

 

19巻で完結したのだが、

発行部数は5千万部。

根強い人気がある。

 

それを112話まで広げたアニメ版。

近年、読切エピソード2話も追加。

 

このアニメ版を特に頻繁に観ている。

 

まず、OPテーマ曲

『微笑みの爆弾』

大好物。

その他のEDテーマ曲

素晴らしい。

 

リーシャウロン

誰だべか?

的な論争も学校で巻き起こった。

また、

女子は、蔵馬派と飛影派で覇権を争い、

男子は、戸愚呂ネタで盛り上がっていた。

あくまで、僕の周りの話だが。

 

戸愚呂(弟)の筋肉操作並びにその数値化は、

画期的で、爆肉鋼体に於けるパーセンテージは語り草。

 

さて、アニメ版。

漫画で駆け足で進んでいったエピソードを、

ボリューム増で楽しめる。

一例として、

闇の武道大会、

暗黒武術界を挙げると、

魔性使いチーム戦の、

凍矢あたりは、漫画では10ページ程で完。

アニメ版では、そこそこの尺有り。

また、この大会で印象的な幾人かのキャラは、

後の魔界統一トーナメント

この大会で、

またまた熱いバトルシーンを見せてくれる。

戦闘中に、

画面が静止画になり必殺技の名前が表示されるパターンは懐かしい。

 

必殺技でいえば、

霊丸や霊剣に始まり、

修羅旋風拳、魔円咬、

中でも屈指の人気を誇る飛影の技、

邪王炎殺黒龍波!

こちらは、なまらカッコイイ。

「邪眼の力を舐めるなよ」

黒い龍が相手を焼き尽くす。

 

トーナメント形式のバトルが多い本作。

個人的には、

蔵馬VS鴉

これがベストバウトかな。

妖艶キャラの激突。

 

緒方恵美さん、

堀川りょうさん、

碇シンジベジータである。

乙骨くんと服部平次である。

 

因縁のセリフ

「トリートメントはしているか?」

これも流行り、

蔵馬のトリートメントは、

実際に販売された。

 

冗長になってしまい恐縮ですが、

アニメ限定キャラ。

その名も、

ジョルジュ早乙女

ナレーション担当&ボケ担当の青鬼。

このキャラとコエンマのやり取り、

安西先生とルフィ。

 

全体的に豪華な声優陣。

林原めぐみさん

高山みなみさん

などなど数えきれない。

 

アニメにてご確認を。

 

あ、桑原を放置してた。

千葉繁さん、すみません。

 

では、また。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

読書は時空を超えたリモート

本を選んでいると、

辞典のような厚さの大著に向き合うこともある。

読書術など全く学んでいないので、

速読法や、

センテンス毎に区切る?様な上手い読み方は持ち合わせていない。

さらに、キチンと全て理解しきっているかと問われると甚だ心許ない。

だが、

読書を楽しんでいることは、

実感しているし、

即座に得られる利潤は無くとも、

何か学ぶところは必ずあるはずだ。

そう信じている。

学問としての読書。

それは開かれた世界。

古今東西の賢人達の考えを啓蒙するもの。

極端な話、

ローティーンから本格的なレベルの勉強も可能だし、そういう方はいらっしゃる。

 

先ほど本を受け取りに書店に寄った際に、

人文思想カテゴリの棚を見ていたら、

やはり、

入門書が売れている。

1冊で、学士レベルまで学べると謳う本もあった。

特に哲学の入門書は、

いつのタイミングでも一定数の需要があるようだし、僕も御多分に洩れず通った道。

こんな事を言うと、入門レベルはマスターしたかの様だが、

残念ながら全く違う。

今朝の新聞のコラムにあった表現を使えば、

「哲学の門前」で右往左往しているばかりで、

真髄には程遠い。

特に論理学が弱くて、苦戦。

今一度、

思想界の全体像を見ながら、、、

おっといけない。

まるで、哲学ばかり読んでいるかの様な流れになってしもうた。

本全般好きなのです。

例えば、怪談本や、漫画、ルポ、雑誌etc

勿論、小説も!

やはり、

サブカル棚はテンション上がる。

といいながら、

話は、学問としての読書から、

エンタメとしての読書に移る。

娯楽大作を読む楽しみ。

知りたかった問題を探る充実感。

これらは、

読書の醍醐味のひとつであると思うし、

時に救いにすらなる。

コロナ禍の世情で、

パソコンやスマホも必要なアイテム。

そして、

書物は、時空を超えるリモート体験。

 

さて、何を言いたいか、

わちゃっとなってしまったが、

皆さんは、

どの様な姿勢で本を読んでおられるだろうか?

キャスター付きの椅子などに腰掛け、

コーヒーを飲みながら?

或いは、ソファー?

 

僕は、文庫や漫画はゴロゴロ寝転びながら。

重めの場合は、床に座って猫背になりながら。

オススメ出来ない(°▽°)

メガネ付けないとアウトだし。

 

余談だらけではあるが、

友人宅で、弟さんが学習机にしっかり向き合って背筋を伸ばして、

 

BLEACH』読んでたなぁ。

いっつも。

 

では、また。