郵便局のおじさんは9時40分ごろやってくる

日常を怯えて過ごす人間の雑記

読書は時空を超えたリモート

本を選んでいると、

辞典のような厚さの大著に向き合うこともある。

読書術など全く学んでいないので、

速読法や、

センテンス毎に区切る?様な上手い読み方は持ち合わせていない。

さらに、キチンと全て理解しきっているかと問われると甚だ心許ない。

だが、

読書を楽しんでいることは、

実感しているし、

即座に得られる利潤は無くとも、

何か学ぶところは必ずあるはずだ。

そう信じている。

学問としての読書。

それは開かれた世界。

古今東西の賢人達の考えを啓蒙するもの。

極端な話、

ローティーンから本格的なレベルの勉強も可能だし、そういう方はいらっしゃる。

 

先ほど本を受け取りに書店に寄った際に、

人文思想カテゴリの棚を見ていたら、

やはり、

入門書が売れている。

1冊で、学士レベルまで学べると謳う本もあった。

特に哲学の入門書は、

いつのタイミングでも一定数の需要があるようだし、僕も御多分に洩れず通った道。

こんな事を言うと、入門レベルはマスターしたかの様だが、

残念ながら全く違う。

今朝の新聞のコラムにあった表現を使えば、

「哲学の門前」で右往左往しているばかりで、

真髄には程遠い。

特に論理学が弱くて、苦戦。

今一度、

思想界の全体像を見ながら、、、

おっといけない。

まるで、哲学ばかり読んでいるかの様な流れになってしもうた。

本全般好きなのです。

例えば、怪談本や、漫画、ルポ、雑誌etc

勿論、小説も!

やはり、

サブカル棚はテンション上がる。

といいながら、

話は、学問としての読書から、

エンタメとしての読書に移る。

娯楽大作を読む楽しみ。

知りたかった問題を探る充実感。

これらは、

読書の醍醐味のひとつであると思うし、

時に救いにすらなる。

コロナ禍の世情で、

パソコンやスマホも必要なアイテム。

そして、

書物は、時空を超えるリモート体験。

 

さて、何を言いたいか、

わちゃっとなってしまったが、

皆さんは、

どの様な姿勢で本を読んでおられるだろうか?

キャスター付きの椅子などに腰掛け、

コーヒーを飲みながら?

或いは、ソファー?

 

僕は、文庫や漫画はゴロゴロ寝転びながら。

重めの場合は、床に座って猫背になりながら。

オススメ出来ない(°▽°)

メガネ付けないとアウトだし。

 

余談だらけではあるが、

友人宅で、弟さんが学習机にしっかり向き合って背筋を伸ばして、

 

BLEACH』読んでたなぁ。

いっつも。

 

では、また。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

純愛+剣術映画 『花のあと』が好きです(ネタバレあり)

原作は藤沢周平

監督は中西健ニ。

主演は北川景子

 

名家の娘にして、

巷で名高い剣術小町の、以登。

無敗の以登は、ある日、

下級武士の孫四郎に試合で敗れる。

その時、

互いに惹かれ合った2人。

しかし、

2人はそれぞれ既に縁談が決まっていた。

 

ネタバレ回避の方は、

ここまでで、宜しくお願い致します★

 

 

 

さて、

ここからです!

 

孫四郎は、罠に嵌められてしまい。

自害。

以登は、夫となる片桐才助の助力のもと、

剣を取ります。

才助は、3枚目でおちゃらけた人物ですが、

いつも笑顔で、ご飯もモリモリ。

キレ者で、以登の頼みに奔走。

孫四郎を嵌めた藩の上役、

藤井勘解由の悪行を暴きます。

卑劣な勘解由と死闘を交える以登。

それを優しくフォローする才助。

才助、かなり頼りになります!

 

そして、クライマックス。

孫四郎を想う以登は、

才助に、孫四郎と何かあったのか?

そう問われ、

「ただ一度、竹刀を合わせただけ」

こう答えるのでした。

 

四季の流れが美しく映し出され、

主題歌

一青窈花のあと

沁みます。

 

ただ一度の試合。

ただ一度の恋。

 

北川景子の剣士姿も凛としていて○

才助役の、

甲本雅裕の快演も清々しい。

 

何度観ても、心洗われるわ〜。

 

では、また。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

孫悟空のバーゲンセールのアジア

昨今のアジアに於いて、

西遊記を軸としたファンタジー映画が大量生産されている。

2010年代から、20作近く確認できた。

孫悟空

僕的には、完全にDRAGON BALL

カカロット

なんだが、

中国、香港武侠映画を好きな人間として、

悟空関連の映画を、

見逃すわけにはいかない。

とはいえ、

ストーリーもバラバラで、

王道の西天取経の旅ばかりでは無い。

玄奘三蔵沙悟浄猪八戒

これらの出番が無いこともある。

 

さて、一旦話は国内に。

西遊記といえば、

 

堺正章

本木雅弘

唐沢寿明

香取慎吾

 

僕の記憶では、この方々が悟空を演じていた。

まちゃあき先生の悟空は伝説。

三蔵役の、夏目雅子さんの夭折。

ゴダイゴだべさ!

 

もっくん版は、

B'z

愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない

特番だった。

三蔵は、宮沢りえ

 

唐沢寿明バージョンは、

あまり覚えていないが、

三蔵が牧瀬里穂で、馬が柳沢慎吾

だったと思う。

infix

傷だらけの天使になんてなりたいとは思わない

名曲!

 

慎吾くんは、

「なまか」でお馴染みで、

三蔵は、深津絵里

MONKEY MAGICが主題歌担当。

劇場版あり。

 

という感じで、

国内からアジアに話を戻す。

昨今のアジア映画では、VFXを取り入れて、

妖魔を法力などで、調伏。

神々のバトルに、メロドラマを絡める。

こういうパターンが多い気がする。

 

功夫映画も大好きだが今回は置いておき、

ファンタジー映画について書いている。

 

僕の中で始祖にあたるのは、

『天空の剣』

『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』

スウォーズマン

つまり、

徐克さんが関わった作品達、

大好物デス!

全部Blu-rayになってくれ〜。

チャイゴは、買ったけど。

あと、

『チャイニーズ・オデッセイ』

チャウ・シンチーね。

 

失敬、悟空の話に。

悟空が主役の最近の作品の中で、

オススメは、

西遊記 孫悟空vs白骨夫人』

これかな。

悟空伝』とかもイイが、

お馴染みの西遊記とはかけ離れた設定なので、

やはり個人的に、

前者が幅広い世代に訴求力があるかと。

 

コン・リー演じる、

白骨夫人という妖怪良し。

何より、

香港四天王の1人、

アーロン・クォックの孫悟空

カッコいいんじゃ!!

猿の特徴も巧みに表現している。

所作が上手い。

 

なんやかんやと、

好き勝手に書いてみましたが、

アクション、ファンタジーに限らず、

エンディングに流れる、

中華風のヒップホップ曲が、

僕は好きだ。

 

では、また。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

食べたいのか食べたくないのか?

最近、夜中に胃が痛くなり、

リバースしてしまう事が続いた。

だが、

そんなに沢山の食事量ではない。

体調を崩して以来、

めっきり食も細くなっている。

 

そして、今、

TVで貝料理の特集がやっていて、

お昼だし食欲が湧いた。

 

貝好きな僕としては、

つぶ貝をバターで炒める。

アサリを使い、

ボンゴレビアンコを食す。

などが浮かぶ。

 

この材料はあるので、作ろうかと思って冷蔵庫を開いた。

当たり前だが、食品が並んでいる。

それを見ただけで、

満腹中枢が、MAX。

僕は冷蔵庫を閉めた。

 

最近は、この調子で、

食べたいのか、

食べたくないのか?

その逡巡を繰り返している。

 

拒食症?

では、ないよね?

 

では、また。

 

 

『歌謡スナック想ひ出』を振り返る

書店に久々に寄り、

注文していた本を取りに行くも、

まだ、届いていなかった。

店長さんに、

「10代の私にすすめたい本」フェア

入選を報告すると、

棚に案内して下さり、

撮影も快諾していただいた。

病院にも行かなくてはならず、

長居は出来なかったが、

確かに、フェアの棚に自分のコメントを見つけて下卑た笑いを漏らした。

デヘヘと。

 

そうして帰宅、

配信番組の『歌謡スナック想ひ出』

を観よう。

そうしてサブスクを巡回したら、

U-NEXTでは、無料配信!

今まで、

課金して観ていたのが悔やまれるが、

1から鑑賞し直し始めた。

 

この番組は、

鬼奴&RG

このバービーボーイズコンビが、

スナックのママとボーイに扮して、

来店する芸人さんの懐かしの歌などを楽しむバラエティである。

 

僕は、第1回のロバート秋山さん、

このスタートから観ている。

月1の更新でAmazonプライム・ビデオで、

220円で観るパターンだったが、

今後はU-NEXTで、

自由に観ようと思う。

 

賛否ある番組かもしれないが、

僕は、RGファンなのでガン見である。

使い方間違えているが。

ガン見!

 

現在20回配信。

CHAGEASKA率高い。

ケンコバさんのジャニーズ愛の意外性。

河本さんや斎藤さんの美声。

日谷ヒロノリ氏も来店。

 

 

日谷ヒロノリ氏は、

影山ヒロノブファンには、

どう映るか??

 

影山さん大ファンの僕的には、

ズバリ、

面白いと感じます。

影山さんの歌唱から、

メッセージ性を取り払ってしまったのが、

日谷ヒロノリ。

影山さんの曲を知っているほど、

よりハマるかと。

 

なんだか、日谷ヒロノリの話ばかりになってしまったが、

芸人さんの人生を垣間見れる番組だと思うので、是非とも続いて欲しいなぁ。

 

ちなみに、麒麟川島さんのPRIDE

なまら良かった。

 

では、また。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕がノイローゼになった頃

棚を整理していると、

古いカルテが見つかった。

恐怖神経症

そう書いてある。

あゝ

そうだなと思う。

この古い紙。

僕の10代の苦難が甦る。

 

当時、大学生だった僕は日本文学科にいながら哲学に傾倒しつつあった。

哲学や倫理学の教授と食事させていただき、

学ぶことも多かった。

とはいえ、勉強好きでは無い。

若さ故から、

学問を忌避したり、オールで遊んだりもしていたので、偉そうなことはいえない。

 

坊主にして、太いボディピアスを開けていたヤバい時期も少しあった。

 

そんな時、

学内で、自ら生命を絶った人物の知らせを受けて、自裁について考える様になる。

ウェルテル。

こうした時期というのは、

漠然と生に違和感を覚え、悩む。

僕も引き込まれていった。

 

危険な状態に不安をおぼえながら、

夜の田舎道を、バイクで疾駆したり、

がむしゃらにランニングを始めたりしても、

死という魔物が頭から離れていかず、

纏わりついてきた。

 

以前書いた、大学生活の光の部分は確かにあったのだが、

今、こうして闇の部分も独白している。

避けてきたのかも知れない。

 

話を戻そう。

 

当時、様々なバイトを経験したが、

その中の1つに、

少し変わったものがある。

近所の歯科医の先生の娘さんに、

絵本を作るサポートをするという内容。

小学生の絵本作りのストーリーを、

考えることになった。

 

正直なところ、

その具体的なテクストは忘却した。

記憶を辿ってみる。

確か、一羽の鳥を主人公にした物語、

だったと思う。

その中に僕は、

鬱屈した闇を塗り込みそうになって、

動揺しながらも、

無難に作業を遂行した。

 

こんな風に、闇が病みへと深まり、

日常を蝕むのにそう時間はかからず、

異変が起きる。

 

皆んなと騒いで、

疲れて横になる。

時間は過ぎていく。

しかし、

一向に眠れない。

僕は、完全に不眠に陥ってしまった。

シティ・オブ・ゴッド

スラムを生きる若者たちを描いた作品。

この映画を観た日から不眠が始まった。

何故かそれだけは、

はっきりと覚えている。

無論、この映画の影響で不眠になった認識は無い。

 

しかしながら、眠れないというのは、

辛い。

朝が来るまで不調なまま過ごす地獄。

次第に、僕は崩れていった。

大家さんに、

自分が正常ではない旨を伝えて、

クリニックにいった。

 

そうして、

診断されたのが、

恐怖神経症

所謂、ノイローゼであった。

 

こんなことを書いて、

誰のためにもならない。

申し訳ない。

しかし、メンタルで悩む方を、

応援しているし、

今でも、僕は眠剤を飲んでいる。

 

では、また。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時間経過の感触について少し

楽しい時間は早く、

苦しい時間は遅く、

僕はまさにそう感じるタイプ。

逆境にこそ燃えるとかでは、全く無い。

 

10代の終わりに、

大阪に空路にて向かった、

そして、

難波のバスターミナル内で、

時効だが、

ベルビュークリークという、

ベルギーのお酒を堪能して、パスタを食した。

そして書店にて、

ジョジョの奇妙な冒険』第2部

波紋法が出ている辺りを、

数冊買って、

僕は夜行バスに乗って6時間半、広島方面に向かった。

弾丸旅行で、移動したり色々乗り継いで、

かなりの時間がかかったが、

体感的には、刹那に近い。

当時は、知人が多い岡山や倉敷の土地が好きで、

そこら辺にもよく遠征した。

 

倉敷の美観地区、

大原美術館で見た、

デ・キリコの絵画や、様々な人々との写真は、

今でも手元にある。

 

多分、東京四谷にて、

バキ検定を受けに行った時の方が疲弊した気がする。

 

さて、問題はというと、

長い時間である。

バイトで品出しをしたり、

サーキットの設営をしたり、

そういう経験が多いのだが、

やはり長い。

100円ショップを1から作ったこともある。

勿論、店内をだが。

 

空手の大会でも、

組手はあっという間に終わるが、

型の演舞審査は、

永遠とも思える緊張感で、

受験の比ではなかった。

 

極めつけは、

ヘルパーの資格を取得した頃。

座学はまだイイ。

普通は逆かもしれん。

しかし、

僕には、実習が長かった。

 

ご老人との交流は、

新鮮で楽しかったし、

人生訓を教わったのは財産。

 

ただ問題は、突如として無茶振りで歌を歌うというレクリエーションだった。

いきなりマイクを持たされて、

古い歌謡集を手渡され、

そこから一曲。

 

慄然とした。

青い山脈

この曲だけは名前だけ知っているというレベルの年代の曲しかない。

 

なんだなんだ?

ここは、フリースタイルで行くしかないのか?

それも、試練のひとつ??

 

そんな時、

尾崎豊があった。

少し古いが有名だから何とか歌う。

 

その場は、沈黙。

スティーヴン・セガールもビックリ、

沈黙の施設。

 

これは、

酷ですよ先人。

というか先輩方。

その後、

僕は注意されてしまったのであった。

あの尾崎の10分弱。

悠久の時を、

いにしえの民と分かち合った経験。

長げ〜と。

 

とまぁ、この様に勝手に言っているが、

様々な時間を大切にしなくちゃいけないとは、

思う。

 

何処に旅に出たいという、

旅愁漂う真冬の北国にて。

 

では、また。